第14章ハンターと狩人

セロン視点

俺は扉が閉まるのを見つめた。レイラが、俺から連れ去られていく。彼女が本当にすり抜けていくのだと悟った瞬間、怒りで顔が陰った。六年も探し続けてきたというのに、平然と背を向けて立ち去るだと?

「レイラ、待て!話はまだ終わっていない……」鈍い痛みが脚に走るのも構わず、俺は数歩踏み出して呼びかけた。だが彼女は振り返りもしない。ただ速度を上げ、閉まりゆくエレベーターの扉の向こうへと消えていった。

その場に立ち尽くし、歯を食いしばって階数表示が下がっていくのを睨む。「好きなだけ逃げろ、レイラ」俺は喉の奥で唸った。「どこまで行けるか、見せてもらおうじゃないか!!!」

俺はすぐさま携帯を取...

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