第144章家族の保護

レイラ視点

携帯が鳴った。画面にジュードの名前が点滅するのを見て、私は身構えた。

「レイラ、腕はどうだ? ネットで映像を見たぞ。なんて警備だ、フェニックスは! あいつに言ったんだ、もっと護衛を増やせって!」ジュードの声は怒りと心配で張りつめていた。

「フェニックスのせいじゃないわ」私は即座にかばった。「幼稚園の入口に人が多すぎたし、犯人は最初から待ち伏せしてたの。誰にも予測できなかったわ」

「じゃあ、なんで俺に言わなかった? もう何時間も経ってるのに、俺はファンがネットで騒いでるのを見て初めて知ったんだぞ!」傷ついた響きが混じったその声に、私は怪我よりも胸のほうが痛んで顔をしかめた。

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