第15章本当にあなたが好き

レイラ視点

気づくと、見慣れた寝室に閉じ込められていた――スターリング邸の、かつての主寝室だ。セロンの身体が私に押しつけられ、首筋にかかる息が熱い。「会いたかった」彼は囁き、指先で私の肌に模様を描く。その触れ方が、六年かけて忘れようとしてきた感覚を呼び覚ましてしまう。

「やめて」私はか細く抗議した。なのに、身体のほうが先に裏切っていた。

場面が唐突に切り替わり、今度はセロンが私の上に立っていた。顔は冷たい怒りに歪んでいる。「俺たちを捨てた」彼は責めた。その声は氷みたいに私を切り裂く。「息子を置いていった!」

説明しよう、弁明しようとするのに、声が出ない。夢はまたねじれ、記憶と恐怖の破片...

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