第175章誕生日前夜の悩み

レイラ視点

携帯の画面にテロンからの「おやすみ」のメッセージが表示され、返信ボタンの上で指が止まった。だが、返す価値もないと思い、そのまま画面を閉じた。

眠りに落ちる直前のテロンの影響なのかもしれない。私はマーガレットの誕生日祝いでの、あの行為を夢に見た。

現実と違って薬は使われていない。それなのに、彼の前では自分を抑えられなかった。彼の手が意図的にゆっくりと肌を撫で、唇が首筋を灼けるように辿っていく。二人のあいだの熱が堪えきれないほど高まり、私は彼に身を反らせ、もっと欲しいと切実に乞うていた。

正午、私は跳ね起きた。恥ずかしさで頬が熱い。冷たい手のひらを熱のこもった顔に押し当て、枕に...

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