第181章誤った意図

レイラ視点

「あなた、仕事はないの? スターリング・インベストメンツは放っておいていいの?」私はセロンにドリュー・レーンを会わせるのがどうしても気が進まなかった。

セロンの表情がさっと陰る。嫉妬が、私たちの立つ病院の廊下を満たしてしまいそうなほどだった。

「幹部は遊んで給料をもらってるわけじゃない。会社は回る。おまえが同級生に会うなら、俺も一緒に行く」有無を言わせない口調で、声に滲む独占欲は隠しようもない。

私はため息をついた。こんな言い合い、する価値もない。「……わかった。好きにして」

研究施設へ向かう車中、私は隣に座るセロンに目を向けた。いつも通り、落ち着き払った顔をしている。

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