第185章保護本能

セロン視点

「危ない!」ドリューが叫んだ。

俺は素早く動き、倒れ込みそうになったレイラの細い腰に腕を回して支えた。抱きとめた身体は驚くほど軽く、ぞくりとする。

待っていて正解だった――胸の鼓動が早まり、安堵がじわりと広がった。

「どうした!?」俺は声を荒げ、顔つきが険しくなる。

ドリューが言った。「疲労が限界だ。ラウンジに連れて行け。俺が診る」

迷う暇もなく彼女を抱き上げ、胸に大事そうに抱えたままラウンジへ急いだ。呼吸は浅く、顔色は血の気が引いている。

診察を終えると、ドリューは重く息を吐いた。「完全に消耗してる。ストレスも相当だ。きちんと眠らせろ。ここはうるさすぎる。家に連れて...

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