第198章プロポーザルストーム

レイラ視点

昼食を適当に済ませると、どっと眠気が押し寄せてきた。午前中、プロジェクトに集中しすぎて、自分が思っていた以上に体力を使い果たしていたらしい。研究センターの休憩スペースで少しだけ休もうと決め、二十分後に鳴るようアラームをセットした。

目を覚ますと、頭の靄がすっと晴れていた。私は実験室に戻り、改めて集中力を引き上げて作業に没頭した。試験結果を解析し、治療プロトコルを練り直しているうちに、時間はするすると滑り落ちていく。パソコンから顔を上げたときには、もう夜の九時を回っていた。

「帰る時間ね……」私は小さく呟き、荷物をまとめた。

ランドール邸までの道のりは静かで、今日の進捗を整理...

ログインして続きを読む