第236章クリティカルアライアンス

セロン視点

俺は階段から離れ、書斎へ向かいながら答えた。

「悪い。レイリーが一緒にいたんだ」すぐにそう言い、声を落とす。

「昨夜送ってきたメールを今見た。内容は正確なのか?」ブランダンが事務的な口調で問う。

「当然だ。それに、これは偶然じゃない。メリッサがシカゴに戻った瞬間、研究所が襲撃された! 出来すぎている」

「了解。俺が処理する」ブランダンが短く返す。

「こっちはブラック・イーグルの件を片づける」俺は念を押した。「叔父さんのことも、何か要るなら言え」

「父と話し合う必要がある」ブランダンは言った。「この証拠がある以上、容赦はしない」

「それでいい」

少し間が空き、ブラン...

ログインして続きを読む