第46章交響曲を一緒に見る

レイラ視点

私は思考がふっと途切れた気がした。彼の問いに一瞬面食らったものの、すぐに平静を取り戻す。「いいえ、考えすぎですわ、スターリングさん。誰と取引なさるかは、すべてあなたの自由です。この案件が終われば、私たちもそれで終わりです」

セロンの表情が瞬時に陰った。瞳が嵐の前の空みたいに濃くなる。「君は最初から、ずっとそういうふうに見ていたのか?」

私は視線を落とし、言い返した。「ほかに何だというんですか。きっちり仕事だけにしろと、言い張ったのはあなたでしょう?」

「じゃあ、個人的な借りはどうする?」彼は詰め寄った。あの、命令口調の鋭さを帯びた声で。「返すつもりはあるのか」

困惑が顔に...

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