第52話絶対にあなたを愛してる

レイラ視点

テロンの予想外の非難を受け、ビクトリアが信じられないという顔で固まっているのを見つめた。少しの間、彼女は本気でショックを受けているようだった。息子が自分をかばうために真っ先に駆け寄ってこない――その事実に。

「テロン、母親に向かってその言い方は何なの?」ビクトリアが詰め寄った。憤りで声が硬く締まっている。

そこへクロエがさっと割り込んだ。相変わらず、機を逃さない女だ。「ビクトリアが心配するのも当然よ。あの小娘が」クロエはミアを指さし、責め立てるように言った。「ビクトリアのことを『年寄りの魔女』って呼んだのよ。あんな無礼、許されるわけがないわ」

ミアはいつも通り勇敢で、すぐさ...

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