第59話追い出された

レイラ視点

警備主任はチャールズの言葉を聞いた瞬間、本当に顎が外れたように口をあんぐりと開けた。見開かれた目が、チャールズと私の間を忙しなく行き来する。

「わ、私は……リード様が特別なお客様だとは存じ上げませんでした」彼はどもり、恥ずかしさに顔を真っ赤にした。ついさっきまで、私をつまみ出すと脅していたあの自信は、跡形もなく蒸発していた。

チャールズは申し訳なさそうな笑みを浮かべて私に向き直った。「誠に申し訳ございません、リード様。私のスタッフには判断が欠けており、失礼を働いてしまいました。どうかこの件はお心にお留めになりませんよう」

返事をしようと口を開いた、その時、ソフィアが一歩前に...

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