第470章 結納金

林田山はぎょっとして立ち尽くした。林田清の言葉に裏があるのを聞き取って、食い下がる。

「どういう意味だ?」

まさか、林田ククがまた誰かと付き合っているのか。どうして何の噂も入ってこない。

彼女が撮影をしているのは知っていた。だが後ろ盾もないのに、大したものなんて撮れるはずがない――そう高をくくって、わざわざ連絡もしなかった。以前は法廷まで行った仲だ。今さら顔を合わせないほうが、お互いのためでもある。

それでも、こんなに早く次の恋に飛び込むとは思っていなかった。

林田山の呆けた顔を見て、林田清は胸のつかえが少し下りた気がした。

「知らないの? あの子、外で何人とも浮いた噂があるのよ...

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