第471章 手続き

林田ククは、ご飯を危うく吐きそうになった。

まだろくに会話も始まっていないのに、林田山は勝手に「父親」面し始めたというのか。

厚かましい人間なら見たことがある。だが、ここまでの厚顔無恥は初めてだ。価値観の限界を、あっさり更新された気分だった。

「待って。父娘って、あなたの口先ひとつで決まるの?」

林田ククは目をくるりと動かし、真正面から噛みつくのではなく、逆に問いを投げた。

林田山はごねて話をかき混ぜるつもりでいた。どうせ突かれる、と身構えていたのに、ククは追及してこない。それどころか、こちらに歩み寄る気配すらある。

一気に浮き立ったのか、林田山は食いつくように言った。

「じゃ...

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