第472章 殴られる

林田ククが弁護士探しに奔走している一方で、川崎司光もぼさっとしていたわけじゃない。仕事を終えて帰宅するなり、例のロボットの研究を始めた。

彼はジャーヴィスを頭のてっぺんからつま先までじろりと観察し、唇をきゅっと結んで呼びつけた技術員に命じる。

「バラせ」

技術員は顔面蒼白になって言った。

「こ、これは華盛グループの技術ですよね……勝手に分解はまずいんじゃ……。もし壊したら、藤原社長に追及されたらどうするんですか」

新しい研究対象があると聞いて飛んできたのに、まさかこんな研究の仕方だとは思っていなかった。

インテリジェントロボットは精密そのもの。部品ひとつの値段だって、自分の命より...

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