第511章 希望がある

青山静がこんな屈辱を味わったことなどない。悲鳴みたいな声を上げる。

「よくも殴ったわね!」

だが、抵抗する余地なんて欠片もない。されるがままに叩かれるだけだ。

義妹が溜め込んできた怒りは、今日一日分なんかで済むはずがない。いったん手が出たら、止める気などさらさらなかった。

「殴れないわけないでしょ! もっと早く殴っておくべきだった!」

「口では『青山貴峰のため』『うちのため』って、よくもまあ言えるわね。実際はどう? 紹介するたびに紹介料。しかも高額。そこまでは百歩譲っても、その後の取引の取り分まで寄こせって……弟を助けてるんじゃない、こっちで元手ゼロで利息だけ吸い上げてるようなもん...

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