第151章

檜山元司の言葉は、氷漬けにされた鉄槌のごとく、千鳥凪紗の心臓を激しく打ち砕いた。

全身の血液が瞬時に凝固し、四肢の末端まで凍てつくような寒気が浸透していく――そんな感覚だった。

世界の音が遠のき、鼓膜の奥で狂ったような耳鳴りだけが響く。

裏山。未開発区域。

その単語が毒蛇のように脳内へ潜り込み、張り詰めた神経を食い荒らす。

凪紗は狂ったように踵を返すと、檜山元司が示した裏山の方角へ、ほとんど走るようにして向かった。

柚木文乃と園長も、顔面蒼白でよろめきながらその後を追う。

裏山へと続く道は荒れ果て、人気もなく、雑草が生い茂っていた。

凪紗の心臓は早鐘を打ち、一歩踏み出すたびに...

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