チャプター 1350

昼休みになると、生徒たちはたいてい学食で昼食をとる。三年生ともなると時間は限られているため、わざわざ校外へ出る者はめったにいない。

校門脇にある警備員室では、ダミアンの机の上に家から届けられたばかりの豪華な弁当が広げられていた。

彼はルナの皿におかずを取り分けていた。「さあ、愛しいお前、もっとお食べ」

学食の味を好まないルナにとって、家の食事が一番のご馳走だった。

彼女もまた、食べながら祖父の皿におかずを乗せた。「おじいちゃんも、もっと食べてね」

孫娘を見つめるダミアンの目には、彼女がどの角度から見ても美しく映っていた。あの子は今でも、眩しいほどの小さな天使なのだ!

食事の最中、ダ...

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