第4章
瑠璃は真の名を叫ぶと、そのまま崩れ落ちた。顔は真っ青で、あまりの震えに自分の身体を支えることすらできない。
真は陥没した胸に手を当て、まるで今起きたことが理解できないというふうに、叔父を見上げた。
「叔父さん、宗介――」血を咳き込みながら言う。
「どうして……俺は家を守ってた。家のためにやってたんだ、家のために――」
宗介は、真のことなどまるで目に入っていないかのようだった。
ためらいもなく、血と砕けたガラスの上に両膝をついた。この街の半分を動かしてきた手――どの部屋に入っても揺らがなかったはずの手が、いまは私に触れることすらできないほど激しく震えている。
「千秋……」声...
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3. 第3章
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