第130章

翌日。

朝起きると、初音は足首の痛みが昨日より増しているのを感じた。朝食を済ませた後、やはり病院へ行くことにした。

まさか、その病院で寧々に会うことになるとは思ってもみなかった。

整形外科の診察を終え、病院のロビーに出た途端、聞き慣れた声が耳に飛び込んできた。

「ママ」

聞き覚えのある声に思わず視線を向けると、小さな影が一直線に飛び込んできた。一瞬、何が起きたのか分からず呆然とする。

「寧々? どうしてここにいるの?」

腕の中の小さな顔を見て、初音は驚きに目を丸くした。無意識に寧々の背後を探ったが、和也や雪菜の姿はなく、家政婦が一人付き添っているだけだった。

「ママこそ、どう...

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