第10章 不倫の感じ

オーロラ・ロス視点

「アレックス……」

彼が唇から離れ、私は慌てて何か言おうとした。

次の瞬間、スカートの裾をふわりと捲られたかと思うと、アレックスの手が太腿の奥へ潜り込んでくる。

このあと何をされるのか悟った途端、恐怖で目を見開いた。

「やめて……! アレックス、お願い」

言い終わるより早く、節ばった指が入口へ深く沈み込み、奥の一点をぐりりと押し潰した。

ぞくりとした強烈な刺激が、尾てい骨から頭皮まで一気に駆け上がる。

喉元まで出かかった声はか細い嗚咽に変わった。クレアがまだ扉の向こうにいる。そう思うだけで羞恥に息が詰まり、私は口元を押さえたまま必死に首を振った。

それで...

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