第123章 迫られて残される

オーロラ・ロス の視点

ベッドで目を覚ますと、朝日が部屋の隅々まで満ちていた。

私はぼんやり天井を見つめたまま、意識が戻った瞬間、思わず自分の頭をこつんと叩く。

……神様。

私、どうかしてる。

夢の中でまで、アレックスと絡み合ってるなんて。

ゆっくり上体を起こし、首の後ろに手をやった。夢の中で触れられた感覚が、まだ皮膚に残っている気がする。

――あの夢……リアルすぎる。

……

荷物をまとめ終え、私は部屋を出ようとした。

もうアレックスとは関係を解消した。ここに居座る理由なんてない。

ところが、ドアまで行ったところで傭兵に行く手を塞がれた。

眉をひそめ、私はリビングのソ...

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