第15章 彼は私を守っているのか?

オーロラ・ロス の視点

「もう動画は送信したわ。もし私がここで何かあったら、私のアシスタントがすぐTikTokに上げる。今日あなたたちが何をしたか、全員に知られることになる」

「弁護士も、警察署の監視映像の開示請求をかける。あなたたちが提出を渋ろうが『故障してました』って言い訳しようが――世間が信じると思う?」

私ににじり寄っていた警官が、ぴたりと足を止めた。

互いに視線を交わし、表情に迷いが差す。

……効いた。

強引に私に手を出すなら、世間に「筋の通る説明」を用意できるかどうか、考えるしかない。

私はスマホを握りしめた。

アシスタントはきっと、今も人を連れてこちらへ向かって...

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