第19章 他人に彼女をいじめる資格があるのか?

オーロラ・ロス の視点

私は唇を強く噛みしめ、波のように押し寄せる快感を必死で飲み込んだ。アレックスの衝撃のたび、身体がぞくりと震え、勝手に昂ぶってしまう。

彼は私の腰を掴み、狙い澄ましたみたいに敏感なところへ当ててくる。声を漏らさないよう喉の奥で押し殺し、できるだけ音を立てないように耐えた。

けれどアレックスは満足しない。身を屈め、長い指で私の顔をくるりと向けさせると、薄い唇が耳たぶを舐めた。掠れた声が肌を刺す。

「オーロラ、声を出せ。俺、そういうの好きなんだ」

私は彼の腕をきつく掴み、首を横に振る。

アレックスがくっと笑った。次の瞬間、逞しい腕に抱え上げられる。体勢が変わった...

ログインして続きを読む