第32章 オーロラの彼氏

オーロラ・ロス視点

視界いっぱいに背の高い影が落ちた。アレックスに乱暴に押しつけられて、私はシートへ沈み込み、背中まで倒される。次の瞬間、彼の大きな手がするりと服の内側へ滑り込んだ。

「アレックス!」

思わず声が漏れる。指先は氷みたいに冷たくて、腰に触れられた途端、ぞくりと身が震えた。

胸を掴まれ、容赦なく揉みしだかれる。乱れた動きに合わせて襟元がぐずぐずにほどけ、肌が覗く。

彼が覆いかぶさり、口づけが落ちた。首筋へ、ひとつ、またひとつ。熱い痕を残すみたいに、執拗に。所有の印を刻みつけるように。

やがてスカートが乱暴に引き下ろされ、代わりに熱く硬いものが下腹に押し当てられた。

...

ログインして続きを読む