第7章 オークション会場の大物

オーロラ・ロス視点

アレックスが私の耳たぶを軽く噛み、低く吐き捨てた。

「甘ったれ」

「びしょ濡れのくせに、場所にこだわるな」

そう言いながらも、彼は立ち上がり、私を抱えて寝室へ運んだ。

広いベッドが、ふたりの体重でふわりと沈む。

アレックスは私のショーツを乱暴に引き剥がし、指で核を押しつぶすように弄りながら、雨粒みたいなキスを降らせてくる。

手つきがうまい。数回触れられただけで全身が熱を帯び、四肢の力が抜けて、抵抗なんてできなくなる。私はただ、彼の好きなようにされるしかない。

指先が浅く入り、薄い茧のある指腹が柔らかな内壁を擦った。気持ちよさに、喉の奥から声が漏れる。

「...

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