第323章 大きな別荘を贈る

佐々木海子は彼を冷ややかに睨みつけると、ぷいと顔を背けて歩き出した。

林田さやかとは長年の付き合いになるが、あの娘がこれほどまでに行動的で、恋愛に対して思い切りのいい性格だとは、今まで少しも気がつかなかった。

住友琛に対する未練はこれっぽっちもないのだろうか?それとも、最初は彼のあの悪くない容姿に溺れて抜け出せなくなり、ただ青春を少しばかり謳歌しただけだったのだろうか。

信じられない、本当に信じられない。

佐々木海子は自分の思考回路がまったく追いつかないのを感じた。

しかし、すでに決まったことだ。彼女は親友のために、素敵なプレゼントをじっくり選ぼうと決めた。

ベッドにうつ伏せにな...

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