第340章 女たちの戦争、俺は参加しない

小崎秀洋はやりきれない顔で言った。

「もう離婚の手続きに入ってる。あいつは俺のものじゃない」

「なら、いいね」

小崎颂が冷たく笑う。

「精神病院に放り込む。文句はないよな?」

小崎秀洋は首を横に振った。

「ない」

翌朝、佐々木海子はようやく目を覚ました。

傍にいるのは小崎颂だけだ。林田さやかは食事を買いに出ている。

「颂さん……あなた、海外に行かなかったんですか。用事があるって……」

頭がぼんやりしているのに、真っ先に出たのがそれだった。

小崎颂は息を一つ吸い、彼女の額に手を当てる。やはり熱が高い。

「医者呼んで診せる。元々キレるほうじゃねえのに、これ以上焼け焦げたら...

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