第401章 嫉妬する男

初戦は見事な勝利。佐々木海子は興奮で胸がいっぱいだったが、配信を切った瞬間、低血糖でそのまま倒れかけた。

ここ最近、たしかに働きすぎだ。忙しすぎた。

「ほら、飯行くぞ」

住友琛がパンパンと手を叩く。

「俺のおごりだ。遠慮すんな、腹いっぱい食え!」

一同が歓声を上げ、ぞろぞろと彼に続いて階下の海鮮火鍋の店へ向かった。

佐々木海子は少し酒を口にしただけで胃がむかつき、慌てて化粧室へ駆け込んで吐いた。

住友琛も心配で追ってきて、背中をさすり、紙ナプキンを差し出して拭かせてくれた。

――そのせいで、まさかのことが起きる。

食事はまだ始まったばかりだというのに、またトレンド入りしてし...

ログインして続きを読む