第71章

私は冷ややかな視線を藤原純に向け、鼻で笑ってやった。

「残念だったわね。あんたの企みはもうおしまいよ。私が怪我をしているから? いいえ、仮にそうでなくても、あなたの罪は白日の下に晒されることになるわ。お腹の子を殺したことも、私の両親を殺めたことも、全部あんたが自分の口で認めたんだから。あんたは正真正銘の人殺しよ」

藤原純はフンと鼻を鳴らすと、不意に身を乗り出して私の服についたアクセサリーをむしり取った。そしてそれを地面に叩きつけ、執拗に靴底で踏みにじる。

「言ってるのはこれのことか? まさか、こんなもので親友の天川彩香に連絡できるとでも思っていたのか?」

「やめて! 壊さないで、この...

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