私たちの家族は丸ごとです。

しばらくの間、そこにはただ、赤ちゃんたちの寝息と、毛布が擦れる微かな音、そして私を炎の中から救い出し、今こうして私たちが世に送り出した命に畏敬の念を抱いて座っている男たちの、力強い鼓動だけがあった。それは平和だった。稀有で、脆く、そしてあまりにも甘美で、永遠に瓶に詰めておきたいほどだった。

その時だった。ドンドンドン。

「もう入っていい?」廊下からエリオットの声が響いた。待ちきれないといった明るい声だ。

私は驚いて身をすくませたが、すぐに笑い出してしまった。そのせいで、四人の赤ちゃんが一斉にもぞもぞと動き出す。レヴィは呻き声を上げて顔を手で覆い、ザビエルは「あいつは我慢ってものを...

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