ファースト。

嫉妬

ザビエルが低く、深く、苦痛に満ちた唸り声を上げる。彼が腰をわずかに浮かせると、その太く硬い隆起のすべてが、私のクリトリスに押し当てられるのがわかった。鋭い電流のような快感が、背筋を駆け上がる。

「くそッ……」彼は掠れた声で言った。「俺の可愛い番(つがい)よ……自制できるか自信がない」

「しなくていいわ」私は彼の耳元で囁き、唇を寄せた。

その瞬間、私は残っていた理性のタガを外した。彼が私のために待っていてくれたから。彼こそが、私がずっと望んでいた「番」そのものだから――頼もしくて、優しくて、敬意を持ってくれて、そして何より、今の私が必要としている相手そのものだから。

私た...

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