接着剤。

ヘイデン

スナック菓子をあれこれ買い込んだ後、俺はトミーに車を回すよう連絡を入れた。そう――車で三時間の距離だ。そしてそう――あいつはマインドリンクを通して道中ずっと文句を垂れ流している。だが、自分が最初にアリーシャと番(つがい)になった時、どれほど常軌を逸した行動をとったか忘れてしまったらしい。だからあいつは黙って運転すればいいんだ。俺の番は疲れているし、今日だけで何度も空から落ちるような目に遭ったのだから、快適に過ごす権利がある。

外の空気は、すべてを温かく感傷的な色に染め上げる、あの柔らかなゴールデンアワーの輝きへと変わっていく。俺はサンキャッチャーが入った三つの袋を、まるで...

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