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セフィ

機内では、アドリックと二人でソファを一つ占領していた。昨夜はあまり眠れなかったけれど、どちらか一方のせいというわけではない。私が彼を起こした回数と同じくらい、彼も私を起こしたのだから。離陸してからは、私が彼とソファの背もたれの間に入り込んで横になり、彼は自分のコートを毛布代わりに掛けてくれた。それは同時に、彼の手が私のシャツの下、そしてズボンの中へと滑り込むのを隠すためのカバーでもあった。彼は私の素肌に触れるのに、どんな障害物も許さなかったのだ。私たちは本当にお互いを求め合って止まなかった。

幸いフライトは長く、二人とも仮眠をとれたおかげで、着陸する頃には気分も回復していた...

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