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*セフィ*

その夜、寝室でアドリックと二人きりになると、彼は私のズボンを脱がそうと奮闘し始めた。私は私で、急いでコンタクトレンズを外そうとしていた。このレンズは、誰かに見られてはいけないものを隠すのに役立ってはいたが、長時間つけているのは好きになれなかった。目が痒くなってしまうのだ。

気が散っている私からズボンを脱がそうとする彼がおかしくて、ついクスクスと笑ってしまった。「そんなことしてたら、レンズを一つ落としちゃうわよ。そうなったら一巻の終わりなんだから」私は急ぎつつも、慎重に作業を続けた。

「家に戻ったら、予備を作らせるさ」彼は膝をつき、私の脚からズボンを滑り落としながら言った。「少...

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