第134章

平原綾香は笑って言った。

「罰みたいに感じるなら、罰ってことでいいんじゃない?」

「じゃあ、これからはそういう罰をもっと増やしてほしいな」松村礼嗣が返す。

平原綾香は軽く拳で彼の胸をこつんと叩き、

「……冗談はそこまで。これから、どうするつもり?」

松村礼嗣の声音は、いつもの冷静さを取り戻していた。

「実は、松村明也とあの株主連中は表向きこそ仲良く見えるが、内側に溜め込んでる火種は、俺と松村明也のそれよりずっと大きい」

平原綾香がぱちりと瞬きをする。

「つまり、勝手に潰し合うのを待つってこと?」

松村礼嗣は小さくうなずいた。

「今のところ、連中は松村明也を理事長に据えただ...

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