第414章

まさか水原見華のために、兄さんがお母様と絶縁しそうだなんて。どうしてこんなことに?

「陽介、まさかあんた、こんな知恵遅れのために母親を捨てるつもり!?」

堀内夫人は胸を激しく波打たせ、その目には悲痛な色が満ちていた。

「見華は知恵遅れなんかじゃない。俺の愛する女性だ」

堀内陽介は母親に一歩詰め寄った。抑えた声色は震えていたが、そこには隠しきれない情熱が溢れ出している。

「俺は見華を愛してる。彼女以外、どんな女もいらない。これ以上彼女を罵ったり、指一本でも触れてみろ。その時は、俺を息子だと思わないでくれ」

「堀内陽介、あなた本当に気が狂ったのね。こんな女のために、親を捨てるというの...

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