第127章

「夢のガーデン」は鈴宮家が抱える最新の娼館であり、同時に格としては最下層の店だった。相手にするのは最底辺の客ばかり。空気は淀み、設備は荒れ、扱いも下品で乱暴――そういう場所だ。

そこへ、リリスが送りつけてきた女たちを回す?

明らかに、権力者の玩具として「仕立てた」上玉を、あんな掃き溜めに「今日から客を取れ」と札を下げて立たせるだなんて。

突き返すより、拒むより――屈辱は桁違いだった。

リリスと黒谷家の面子を、真正面から叩き潰す。平手打ちどころか、顔面を踏みにじる所業。

小林の目尻に、かすかな笑みが走る。

「かしこまりました」

そう応じるや否や、部下へ短く指示を飛ばした。

宴会...

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