第382章 嫁さん、ちょっと待って

だが彼女を見るたびに、どうしようもない衝動に駆られる。どうしても手に入れたくなってしまう。

その抑圧は、誰にも理解してもらえない。

だから、天樹夢子の今の優しさに、陸川北斗はもう耐えられなかった。理性も自制も、すべてどこかへ行ってしまえ!

彼女が欲しい、彼女だけが欲しい、ただ彼女だけを。

陸川北斗の突然のキスに、天樹夢子は反射的に両手を彼の胸に当て、反射的に押し返そうとした。

天樹夢子を後ろに押しやったかと思うと、陸川北斗は片手で彼女の腰を抱き寄せ、もう片手で後頭部を押さえて彼女を引き戻し、動けないように拘束した。

体力には自信があったが、陸川北斗が本気になれば、彼女では敵わない...

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