第402章 彼女は実はもう一人子供がいる

母が専業主婦でやることがないから、なんて話じゃない。たとえその日に天地がひっくり返るような大事があったとしても、夢子姉が家に来ること以上に重要なことなどありはしないのだ!

母はこの日をどれほど待ち望んでいたことか。きっと自分よりも母の方が喜んでいるに違いない。

今、橋本日和はそのことを考えるだけで嬉しくなり、自分の家には子供が足りないな、とつくづく思うのだった。

天樹夢子が土曜日に叶ちゃんを橋本家に連れて行くと伝えると、陸川北斗は金曜の夜のうちに叶ちゃんを彼女のもとへ送り届けた。

小さな子供は数日ぶりに天樹夢子に会うと、それはもう大変な甘えようで、彼女の太腿に抱きついては何度も何度も...

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