第414章 引き出しの中の薬はどうしたの?

天樹夢子はくるりと身を翻すと、彼の身体に跨り、両手でその顔を包み込んだ。

「旦那様、もう機嫌は直りました? 直ったなら、ご飯に行きます」

 天樹夢子が再び口にした旦那様という呼び名に、陸川北斗はぷっと吹き出し、ついに堪えきれず笑ってしまった。

 顔も耳も赤くなるほど笑い、天樹夢子の顎を摘まんで尋ねる。

「天樹夢子、わざとやってるだろ?」

 わざと俺を照れさせているんだろう、と。

 その様子を見て、天樹夢子もぷっと笑い出し、彼の肩をぱしんと叩いた。

「昨日の夜、あなたが脅して言わせたんじゃない。言ったんだから、恥ずかしがったり、顔を赤くしたりしないでよ!」

 そう言うと、両手で...

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