第423章 私はふさわしくない

 お爺さんを見上げ、陸川北斗は呆れとも腹立たしさともつかぬ声で言った。「夢子が承知するかどうかは別として、まず俺がこの話を承知しない」

「それにお爺さん、あんたは自分を過大評価しすぎだ。俺のこともな。夢子を俺の二号さんにするどころか、俺が彼女の二号さんになりたくても、その資格すらない。彼女にだって考える時間が必要なくらいだ」

 陸川北斗が天樹夢子の価値を上げるような発言をした途端、お爺さんは激昂し、ソファから勢いよく立ち上がった。そして、怒りに満ちた声で問い詰める。

「つまり、お前がここで長々と話していたのは、結局お前が恥知らずにも自分からあの子に言い寄ったってことか?」

「陸川北斗...

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