第451章 一緒に市役所へ行く

三上汐浪としばし談笑した後、陸川北斗が寝室に戻ると、天樹夢子がシャワーを浴びて洗面所から出てきたところだった。

陸川北斗が帰ってきたのを見て、彼女は満面の笑みで挨拶する。

「おかえり」

目の前の天樹夢子は、何年も前と全く同じで、少しも変わっていなかった。

その天樹夢子の大らかな笑みに、陸川北斗は歩み寄り、彼女の腕を引いてぐいと胸の中に抱き寄せた。そして習慣的に、彼女の肩に顎を乗せる。

頬を彼女の頬にすり寄せ、彼は目を閉じて深く息を吸い込み、またゆっくりと吐き出した。やがて、彼女を呼ぶ。

「嫁さん」

陸川北斗のその一言に、天樹夢子の顔に浮かんだ笑みは一層深まった。

彼女は言う。...

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