第461章 もう一度言って

しばらく腕輪を眺めていたが、天樹夢子は事を荒立てたくなかったので、返すことはしなかった。

天宮千恵がきっとまた自ら足を運んでくるだろうし、そうなれば皆気まずくなるからだ。

それよりも、三上汐浪を守りたかった。三上汐浪と彼女が鉢合わせになるのは避けたかった。

そこで、腕輪をしまい、笑顔で言った。「日和、腕輪はありがたくいただくわ。あなたのお母様によろしくお伝えしてちょうだい」

橋本日和はそれを聞いて、ほっとしたように言った。「夢子姉さんが気に入ってくれればそれでいいんです」

その後、彼女は天樹夢子と仕事の話で盛り上がった。天樹夢子は目を輝かせて聞き入り、叶ちゃんが帰ってくると、一緒に...

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