チャプター 208

「いわゆる『落ちる犬を打つ』ってやつよね」

レクシーンはティーカップをことりと置いた。「自業自得よ、あんなに派手に振る舞うから。スチュアート家に嫁いでもいないうちから、すっかり女主人気取りだったじゃない。それが今じゃどう? 見事な転落ぶりだわ」

「見事だなんて。自業自得としか言いようがないわ」ヘイリーは冷ややかな笑い声を上げた。

「この間のチャリティーオークションでの彼女、見せてあげたかったわ。オートクチュールで着飾って、わざと入り口に陣取っていたのよ。それなのにフレデリックったら、見向きもせずに素通りしたんだから。あの時の彼女の顔といったら、もう最高だったわ」

婦人たちは意味ありげに...

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