チャプター 40

タニアが言葉を終える前に、ブロディは自身の投票札を掲げた。

そこにはベアトリスの名前が書かれていた。

「華美な鳥籠よりも」彼は宣言した。「私は再生を目の当たりにしたい」

長い沈黙の後、観客席から割れんばかりの拍手が沸き起こった。

タニアの表情は瞬時に険しくなった。そんな馬鹿な。どうしてこんなことが?

彼女はステージの下にいる助手を憎々しげに睨みつけ、無言で説明を求めた。

助手は眼鏡を押し上げ、恥じ入るようにうつむいた。

コンテストの前夜、タニアはチームの者にベテラン審査員たちへ贈り物を届けるよう指示していた。勝利を確信していた彼女は、その後バーへ繰り出して夜通し遊び明かしており、...

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