第110章

次に控えていたのは、金田未佳のチームメイトたちだった。

金田未佳ほどの圧倒感はない。だが、最低でも四つの小言語から始めていて、発音も運用も申し分ないレベルだ。

一人が強いだけなら「すごい」で終わる。けれど、集団で強いとなれば話は別だ。見ている側の背筋が伸びる。

現時点で最強と呼べるのが02組。五人が入って、五人全員が合格。しかも、ただの合格ではない。要求を上回ってくる「やりすぎ」な通過の仕方だった。

その結果、後続の組には目に見えない圧がのしかかる。

案の定、第三組は第一組よりもさらに悲惨で、通ったのは一人だけ。他は全滅。

そして、列はあっという間に桐生椿たちの番へ回ってきた。

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