第112章

つまり、受験者は半分ずつに分けられ、片方がハッキング技能の考査へ、もう片方が格闘の考査へ回される、ということだ。

この振り分けでは、金田未佳や桐生椿たち――順位が上位50位以内の班が先にハッキング技能の考査へ向かう。

51位以下の班は、そのまま格闘会場で待機となった。

発表を聞き終えた金田未佳は、桐生椿たちに向けて侮蔑の笑みを浮かべる。

「格闘なら、練習を積めばどうにかなるかもしれない。でもハッキングは実戦の腕がモノを言うのよ。あんたたち6人、全員そろって通れるか――見ものね」

「まるで自分たちが全員通れるみたいな言い方だな」北川智史が思わず言い返した。

金田未佳は自信満々に言い...

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