第129章

一同は固唾をのんで監視モニターを見つめ、桐生椿たちがどう局面をひっくり返すつもりなのか、その一手を待っていた。

「言っただろ。あの娘は絶対やらかす。まだ若い、組織の規律ってもんが身に染みてない」

さっき桐生椿が独断で動いたせいで、「全体が見えていない」と決めつける者も出る。

だが、彼女を買っている年配の上官は鼻で笑った。

「腕の立つ奴が、最初から腕の立つ奴だった試しがあるか」

「九条蓮って小僧なんざ、あのお嬢ちゃん以上に手に負えなかったぞ」

「それは……」

相手は納得しない。

「見てろ。今回の任務、あいつが台無しにする。結局、尻ぬぐいは戦神がやる羽目になるんだ」

「俺は逆だ...

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