第131章

どうやら――あの女は、もう見逃せない。身元も含め、最初から洗い直す必要がある。

九条蓮はそれ以上、考えを巡らせる余裕がなかった。仕掛けられた爆弾はすべて、同じ時刻に起爆する設定になっている。

残り時間は5分。

この5分で、残りの爆弾を見つけ出し、危険の芽を摘まなければならない。

ほかのことに頭を割く暇などない。

二人は、長年組んできた相棒のように息が合っていた。言葉を交わさずとも、調査範囲を正確に割り振る。

それぞれ自分の区画だけを見て、爆弾を探し、解除する。それだけ。

2階が終われば1階へ。

1階をすべて片付けた時点で、残りは3分。

だが、その3分でさえ気を抜けなかった。...

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