第399章 警告する、彼女に近づくな

「じゃあ、上がってきて」

桐生甜は隣の枕をポンポンと叩いた。

「寝かしつけてよ」

唐沢戦は座ったまま動かない。

彼女は呆れたように笑い、布団を少しめくった。

「三つ数えるわよ。三、二……」

一と言う前に、唐沢戦はスリッパを蹴り飛ばし、彼女の布団に潜り込んで、強く抱きしめた。

彼の腕の中に寄りかかると、胸の奥が蜂蜜みたいに甘くとろけるようだった。

「目を閉じて。寝ろ」

「キスして」

「注文が多いな」

彼女は彼を睨み上げた。

「いつもこうじゃない」

「ここは親父さんの家だぞ」

「どうせ見てないわよ」

「……」

「早く、キス」

唐沢戦は桐生甜には敵わない。観念して唇を塞い...

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